三重県のVISON へ行ってきた

  三重県に、2021 年にできた新しい商業施設のVISON に行ってきました。https://vison.jp/ 東京ドーム24個分の敷地を優雅に使った施設になっています。

 今回思ったのは、三重は、とても店員さんとかの人の対応が良くて助かりました。

 ネットを見ていても、車で行っている人が多いのですが、今回はレンタカーを借りずに公共交通機関だけを使って行ってみました。東京から名古屋駅までは、新幹線。京都よりも遠くに行くときはNozomi 一択ですが、名古屋までなのでKodama を使って行きました。実はこれにも理由があります。VISON への公共交通機関をつかった交通の便が画期的に悪いからです。これからも何回か書くと思いますが、VISON に公共交通機関だけを利用して行く人は、かなり予定をしっかりと立てて行ったほうがいいです。普段は、そんなに考えて予定を立てないのですが、バスのダイヤを行く前に確認して、今回に関しては考えを改めました。VISON で見ると、そこそこ本数があるのですが、どこから行くかで、本数はかなり制限を受けることになります。
 今回は、KODAMA 703 号 新大阪行きに乗り、ゆっくり朝ごはんを食べて、ちょっと寝たら名古屋到着みたいな感じで行きました。

 新幹線に乗るとなると、やっぱり駅弁を食べながらの旅がいいと思うので、東京駅の駅弁屋さん「祭」で駅弁を買って、新幹線に乗り込みました。

 駅弁でよくお世話になるお店の一つ、淡路屋さんの神戸のあっちっちステーキ弁当と、大船軒さんの味の押寿しを買ってきました。ステーキ弁当の方は、蒸気で温めて食べるタイプやったので、先に押寿司を食べてみました。食べやすいサイズでプリッとした鯵が良かったです。
 その後、ステーキ弁当を。朝イチの電車でこれを開けたときには、周りの人に匂いを気にしてしまいました。(時既に遅しですが・・・・)ステーキだけでなくて、ちゃんと付け添えが色々と付いているのが良かったです。お肉も美味しかったです。見た目よりは、ご飯は浅いので、男の人はもう一個くらい何かあったほうがお腹が落ち着くかもしれません。(旅の時は)
 その後、名古屋手前まで睡眠・・・・朝早かったので、しっかりと寝ておきました。静岡のあたりでは、大雨が降っていました。
 近鉄名古屋駅では、一旦改札を出て、きっぷの手配等が必要でした。直で乗り換えられる改札があるのですが、今回は外に出る必要があり、5−7分くらいかかったかな〜って思います。直接乗り換えるときでも、新幹線ー>在来線ー>近鉄線と2回改札をくぐるという意味では同じです。
 一本前の近鉄特急にかっこいいのが来ました。Hinotori ですね!近鉄特急は、他の私鉄よりも、特急のバリエーションが多い気がします。確かに、これが入ってきたら、鉄道大好きっ子でなくても、乗ってみたいな〜って思いますね。(今度乗ってみよって思いました。)


 近鉄名古屋駅の特急ホームの売店は閉店しているようですね。全部かどうかわからないですが、少なくても自分の真後ろのは閉店していました。水分補給とかは早めにやっていたほうがいいですね。自分たちは、東京駅で時間があったので、いくつか既に持っていました。ご飯も食べたので、あとは乗るだけ!
 近鉄特急といえばこんなのをやっぱ思いつきますよね。

 たぶん名古屋の町並み
 この町並みが少しずつ田園風景に変わってくると、なんだか海水浴に来たって感じになってきますね。(今回は海水浴どころか海をそんなに見てない)子供の時、田園風景は海水浴に連れて行ってもらえたときに見ることができた光景なので、今でもなんとなくそんな気がします。
 今回の旅で、最も気になったのは、三重県にはソーラーパネルが異常に多い気がしました。
 VISON に入るには、神宮で有名な伊勢市駅から行くルート、松阪牛で有名な松阪駅から行くルートや高速バスを使うルートなどがあります。今回は松阪駅で乗り換えしました。乗り換え時間が1時間弱ありました。1時間位余裕がある人は、ぜひ松坂駅から歩いて10−15分の松治郎の舗 松阪本店をおすすめします。はちみつ屋さんです。また、これは別で書きます。
 松坂駅からのバス停は、駅出てすぐのバスターミナルの4番です。バス停は、先に確認しておいたほうが良いですね。
 本数は、決して多くないので、予めどの電車で行って、どれに乗り換えるかは予定しておいたほうがいいです。松坂駅からでも1時間弱バスに揺られたので、お昼をどこで食するのか?とかにも大きく影響することですので。我々は、12時過ぎにVISON に到着し、すぐに昼ごはんを探し始めた感じでした。 
 三行バス(三重交通バス)で行く感じです。ICOCA, SUICA, PASMO が使えるので、予め多めにチャージして行くのがいいかと思います。三行バスは、何回もこの度でお世話になりましたが、どこの方もとても親切な印象がありました。
 乗って残そう路線バス。線路内ところが多いので、路線バスが数少なくても走ってくれているのはとても助かります。
 バスは、ちょっと走っていると里山の雰囲気になっていきます。松阪からVISON へのバスに乗っていて思ったのは、かなり花が少ない気がしました。藤みたいな花が山中にいくつか見かけましたが、それ以外に花を見た記憶があまりありません。三重県でGoogleMap で養蜂場を探したときにあんまり数が見つからなかったのは、そもそも蜜源植物が少ないから?って思ったりもしました。ちなみに、蜂蜜買ったときに話した店員さんの話では小規模な養蜂場はちょくちょくとあるとのことでした。

 奥に花があったので、なんとなく撮ってみた。
 12時過ぎに、VISON に到着です。
まずは、帰りのバスをちゃんと確認しておきます。ネットでは見てきましたが、変わってたりしないかとかを見ておきます。松阪とか伊勢市に出るだけであれば、なんとかなりますが、私達は、VISON の次に行く場所を二見浦にしていたので、VISON を出る時間と伊勢市を出る時間がかなり限られているからです。あと、9時台にバスが無いので、ここは要注意。翌日別の場所へ行く人が多いと思いますが、一番良く使われそうな時間帯にVISON から出るすべがあまりないです。(確かまったくないわけではなかったような気がします。)2022/04 のタイミングの写真です。

 バス停を降りたらすぐに、猿田彦珈琲がお出迎え。右にちらっと見えているのが、バス停です。
 中でお肉を買ったりしてバーベキューもできる場所があります。
  全体の地図はこんな感じ。結構大きいって話をyoutube とかでも聞いていたので、心配してましたが、そんなでもないです。車社会では遠く感じるのかな〜って感じました。都市型生活をしている人達からすると、あれ?もう反対側か?って感じます。イメージとしては、徒歩で東西に15分、南北にも15-20分で移動できるくらいの大きさです。似た感じの施設でいうと三菱地所がやっているプレミアムアウトレットが近いかと思いますが、店の数だけで言うと1/3 くらいの量かな〜って感じです。別にブランドを買いに行くところとかではないので、本当に店舗数だけのイメージです。東京から来ている家族もちょくちょくいたのですが、これ・・・見えの店違って東京・・・?って話題をちょくちょくと聞こえてきて、私達も似たような印象を持つブロックがありました。
 お昼は、ここで食べました。脇口の鮪さんで、鮪の丼をたべました。


 自分は、あんまり鮪を食べる文化が子供の時からないから、鮪の味を比べるまでは行きませんが、妻の意見ではとても美味しいマグロ丼やったみたいです。お値段も比較的お手頃でした。VISON のyoutube 動画を予め見ていたのですが、前印象としては、物価がかなり高い施設というイメージでした。実際に、そういった店舗が多い印象がありましたが、ここはそうでもなかったです。2000 円はしなかったん違うかな〜って思います。量は、女の人で丁度いいくらいですかね?VISON のyoutube 動画とかを見ていると、食べ歩きをするのがここの楽しみ方でもあるみたいです。
 行ったのは平日だったのも影響するかもしれませんが、VISON ではyoutube とかで見るほどには、あんまり物が豊富にあるイメージは多くの店舗ではなかったです。現場の方はかなり頑張っている印象がありますが、なんかこのあたりが、県外からの観光客のリピーターが付きにくいのではないかな〜って感じました。なんとなく、県内の人を対象にしているような物が多かったのですが、金額は東京並みで誰を対象にしているのかな〜って感じたりもしました。

 VISON の周辺はこれから整備をってところも多いのでしょうか。コロナの影響であまりこのへんが進んでないだけの可能性も大いにありますね。
 お酢屋さんとか、出汁屋さん、味噌・醤油なんかのお店なんかもありました。先ずは、お酢屋さんMikuraBinegary さんに入ってみました。
 気になるお酢がどんな雰囲気か知りたいときとかは、ここで飲むこともできます。水割り、ソーダ割り、牛乳割り、トマトジュース割りで飲むことができます。
 1杯が500 円で、普通にプラのコップ1杯で出てくるので、ちょっと試してみるのには良いのではないでしょうか?ストレートの酢と、加糖(なのかな?)甘いバージョンなんかもあって、試しに飲んで見るにも悩ましかったりします。
 お酢を作っているところもタイミングが良ければ見れるみたいですね。私達が行った時は作業してなかったです。こういった施設はなかなか楽しいですよね。ワイナリーとかでもよくありますよね。
 それ以外にも、鰹出汁屋さんや、昆布出汁屋さんなんかもあります。確か、どっちかの出汁やさんが東京のお店やったような記憶があります。
 こんな感じのゆったりとした建物の配置になっています。奥に見えているハーモニカみたいな建物が、バス停の裏側の猿田彦珈琲が入っているVISON の端っこのひとつです。手前に見えている茶色い壁の建物は、(たしか。。。。)プリンやさんとか入っていました。この建物のところの雑貨屋さんのようなお店で、地ビールを買って、夜にちょっと乾杯しました。日本酒を飲む人とかであれば、日本酒やさんが入っているので、そこで選ぶのが良いと思います。
 チョコレート屋さんに入ってみました。ここは、チョコレート屋がVISON に入っていて、行ってみたいと思わないと、入り口を見つけることが難しいかもしれません。まるでドラクエの隠し部屋のような感じになっています。おそらくですが、チョコレートを扱っているので、真夏にでも変質しないように空調の管理のためにこんな感じになっているのではないかと思います。建物としては、ケーキ屋さんと同じ建物に入っています。小さな小道が建物の横側についています。
 こんな感じで、一口サイズのチョコを買うことができます。確か、一粒数百円程度で買えます。欲望に任せて買ってしまえって値段ではなかったかと思います。味は美味しかったです。どこの店舗も、写真とか動画撮っていいですか?って聞いたら、かなり慣れた感じで良いですよ〜って言ってくださいました。
 右側がBBQ ができたり、手軽にランチができるエリア、右側のはトマトかカカオが作られていました。

 温室内でいちごができてました。カカオを作っている温室もあるみたいです。

 そして、この日は、ここに泊まりました。Hotel Vison です。廊下も見た目の通り、コンクリート打ちっぱなしで、涼しい感じでした。最上階に受付があって、エレベーターで降りていく感じになります。1階あたり、十数室つながっているので、100室弱くらいあるのではないかなって思います。
 部屋のバルコニーからの景色はこんな感じになります。結構のどかでゆっくりくつろげる感じです。バルコニーには、テーブルと椅子があるので、ゆっくりするのに良いです。特にVISON では大半のお店が17時位で閉店するので、その後、まったりするのにはうってつけですね。雨が降っていても、バルコニーの内側半分には屋根があるので、平気です。(台風なら危ないから室内が良いかも。)

 室内も十分にゆったりとしてい、広かったです。右側の壁の裏側に、トイレや洗面所、お風呂があります。バルコニーの右側に見えているガラスの部屋がお風呂になっており、お風呂はかなり広かったです。ベッドは、シングルが2つあり、同じくらいの値段のホテルと比べると狭いかな?って印象がありました。電源がUSB ポートもあって、結構便利でした。
 後ろ側は、こんな感じになって見えます。エレベーターホールが右の端っこに見えていますが、ちょくちょくと人が居て、たまに目があってお互いにちょっと気まずくなります。下側の部屋のバルコニーは見えなかったので(無理やり見ようとしたわけではありませんが)、上の部屋からも下は見えてないのではないかな?って思います。こっちから見えているので、向こうからも見えているかもしれませんが。
 夕食は、VISON の「お肉の専門店 スギモト」ですき焼きを食べました。
 割り下を入れてから肉を煮る関東風のすき焼きでした。店員さんは皆さんとても親切で丁寧な方々でした。お肉も美味しかったです。三重県のすき焼き文化は、比較的関西風の砂糖でお肉を焼いて食べて、そこでお野菜を焼くような食べ方が多いようで、まさか愛知県のお店で関東風のすき焼きが出てくるとは思ってませんでした。ちょうど、間の文化圏なんでしょうね。

 VISON では、星空がとてもきれいでした。夜の暗さで言うと、夏のスキー場の深夜くらいの感じではないかと思います。GoogleSky を使って星を探すのにちょうどよかったです。まちなかでもコンディションが良ければ見える、北斗七星がきれいにみえましたが、星が多すぎで、え???あれ???ってくらいでした。

 VISON Hotel ですが、廊下の音の反響がすごい大きかったです。コンクリート打ちっぱなしの廊下のせいか、特に外のキャリーバッグのローラー音がとても響く感じでした。人が活動している10時台くらいまでは、頻繁に音が聞こえてきます。TV の音を上げて試してみたのですが、会話音よりも大きめの音でも内側から外へはあまり音がもれないようです。この音の響き方は、かなり意外でした。

 朝ごはんは、NOUNYYELL って農園の近くにあるレストランで食べることにしました。朝ごはんの選択肢はそんなに数があるわけでもないのと、三重で食べなくても良いでしょって思うものも多いので、他の地域から行く人には、選択肢はそんなに悩む必要がないのではないかと思います。特に、現地に行く前にこのへんを予約する事を考えると、そうなると思います。一方で、実際に現地に行くと、どこに行ってもスタッフの人はめちゃめちゃ頑張っており、どこ行っても失敗する事はないと思います。運営業者の運営方針と現場の人の頑張りにはかなり温度差があるように感じました。ついつい、三重県の知事ってどんな人?って探してしまいました。

 朝ごはんですが、こんな感じのロッジを思わすようなゆったりした空間で食べることができました。バスが10−15分に一回は周回してきており、交通の便も悪くありません。ホテルの方からは、結構遠いと聞いていたのですが、前にも書いたように、町型の生活をしている人にはそんなに距離を感じないのではないかな?って思います。行きはずっと下りですので、10分もかかりませんでした。
 これが朝ごはんの基本プレートです。これに、ビュッフェ方式で、好きにトッピングをして食べることができます。2種類のフレンチトーストの上に、サラダが盛られております。
 こんな感じで、盛ってみました。 
 あと、コーヒーとかヨーグルト、ジュースなんかもありました。どれも美味しかったです。そして、農園が広がっています。
 VISON に来て思ったのですが、VISON 周辺に自然は多いのですが、VISON 内部には花が殆ど咲いていませんでした。ミツバチやその他の昆虫もすごい少ない印象がありました。肉食昆虫が多少飛んでいたので、探せばいてるのかもしれませんが。自然を押しているのに昆虫が少ないのはちょっと気になりますね。

 このあと、9時前のバスでVISON を出たかったので、行けるかな〜って思ってたのですが、そんなに場所も遠くなく、この日は晴れていたので、十分に時間がありました。バスは、来たときと同じ猿田彦珈琲の前のバス停から乗りました。Google 先生に経路を探してもらうと、一個次のバス停を指定されますが、HotelVison に宿泊している分には、猿田彦珈琲の前のバス停から乗ったほうが楽かと思います。最後に、空いていたら猿田彦珈琲でもういっぱい買ってバスに乗ろうかと思ったのですが、数組並んでいたので、今回は諦めまた次回にすることにしました。

 このあと、目的地は二見浦だったので、JR の快速みえに乗る必要があります。快速みえが1時間に1本しかなく、10時台にない(のかな?)なので、VISON を出るときのバスダイヤはその後をかなり左右すると考えていいと思います。伊勢市や鳥羽に行く場合は、近鉄特急がそこそこの数出ているので問題ないかと思います。私達も、松坂駅から近鉄特急に乗って伊勢市まで出て、そこで松坂駅を近鉄特急の後で出る快速みえに乗り換えて二見浦へいきました。とても快適な特急が来てラッキーでした。

コメント

このブログの人気の投稿

このBlog ではどんな事を書いていくか

東京で食べる北海道の蕎麦:音威子府Tokyo